産後に手首が痛いのは腱鞘炎の可能性?!

赤ちゃんが少し大きくなってきて、重くなってきたからか、いつも抱っこしているからだと思うのだけど、手首が痛くてどうしたんだろう?と思っている方はいらっしゃるのではないでしょうか。

 

それはもしかしたら、腱鞘炎かもしれません。

出産後は、ホルモンバランスが崩れがちですが、この女性ホルモンの乱れが腱鞘炎を引き起こすことがあるのです。


具体的にいうと、女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。

通常、女性の体内ではこのふたつが一定の周期で分泌されることによって、健康が保たれています。
エストロゲンには、体の腱鞘を柔らかくし、弾力を保ってくれる働きがあります。しかし、出産してホルモンバランスが乱れると、エストロゲンが減ってしまい、腱鞘の柔軟性がなくなってしまうのです。

プロゲステロンには、出産準備・妊娠・出産に多くかかわります。産後に多く分泌されるプロゲステロンは、お産で歪んだ骨盤を元に戻そうとして腱鞘を収縮させる働きがあります。

 

そんな時に、首の座っていない赤ちゃんを慎重に抱っこしたりと気を使っていると、これらのホルモンの働きも影響して、腱鞘炎を引き起こしてしまうことがあるのです。

 

放っておくと、手首からひじ、反対側の手首、ひじ、肩など。。。どんどん痛みが広がってしまう可能性がありますので、気になる方は、整形外科などに受診してみてください。
 

●ホルモンバランスを整えよう
産後の女性はホルモンバランスが乱れやすいため、腱鞘炎を起こしやすいのです。
また、更年期の女性が腱鞘炎を起こしやすくなるのもホルモンバランスが関係しています。
産後や更年期ではない女性の場合、例えば、無理なダイエットや食生活の偏りなどがある場合にも、ホルモンバランスの乱れによって腱鞘炎が起こることは少なくありません。

 

ホルモンバランスの乱れの主な原因は、疲労や睡眠不足、栄養の偏り、ストレスなどです。

産後は、これら全部がかかわってきそうですよね。

ですので、産後のママには、よりホルモンバランスを整えることに気を使ってあげてほしいのです。


毎日適度な運動をすれば、疲れにくい体を作ることができ、ストレス発散にもなります。
バランスの取れた食事を3食しっかりと食べ、夜はぐっすり眠ることも大切です(今は無理かもしれませんが。。。。)。

 

とはいえ、今はそれを考えるのも難しいかもしれません。

自分の身体や赤ちゃんと相談しながら、できるところから意識して行けたらと思います。

 

ところが、赤ちゃんがいると、体力回復のために適度な運動をすることも、ストレスを発散することも難しいと思いますよね。

 

LIPSでは、そのようなお母さんにも、体力回復の機会を作ってもらったり、リラックスやリフレッシュをしてほしいと思い、赤ちゃん連れでもできる優しい運動やマッサージ、エステ、(お話相手)などをお手伝いしたいと思っています。

 

特に初めての育児は不安なことが多いと思います。近くに頼れる方がいない場合などにも利用していただければと思います。

 

是非、一度、遊びに来てみてください。

2018/05/26